39°8'としてアニ研連に参加して最初に作品『Feather‐翼‐』の予告として制作したものです。
本編の制作があまり楽だったので、ついでに作ってしまった作品で、ただ、単に思いついたイメージを並べただけで本編とは全く関係ありません。
その思いついたイメージをまとめたものが『Feater2』なので、この予告と共通するカットがあるのはそのためです。
技術的には結構変なことをやっていて、背景に、市販の模様紙を使って、それを引いてみたり、
黒い飛行機が黄色い空を向こうに飛んでゆくというカットでは、黄色だけの折り紙のパックを売っていたので、それの横にタップ穴を開けて、それに飛行機の動画をピグマでトレス、三菱POSCAの
黒で塗りつぶし、手前に飛ぶ花びらはセルに油性マーカーで動画をトレスしてそのまま塗りました。塗りつぶされていないのはご愛嬌ですか。
雨は当時のプロ作品でもやっていた手法で、フレームより大きなセルに傷をつけたり、この場合は単に線を油性ペンで引いただけですが、それをランダムに置き換えれば雨が降っているように見えるという。
ちなみに『流浪の詩(假)』の冒頭の雨も同様の手法でやっております。
デジタルで(笑)
キャラは水原賢治にちゃんと?修正を入れてもらいました。最後の3カットだけは修正がパースから外れてたので、目をずらしてトレスする等しました。
最後のテロップはE.T.A.ホフマンの『砂男』からとりました。とはいっても原典は読んでおりませんで、ラジオドラマでたまたまやっていたのをそのまんま使ったものです。
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